なんちゃってイカリング2号

 なんちゃってイカリング1号はLightning Tubeという電界発光チューブ(ファイバ)で作りました。
定価の1割程度の売価にひかれて購入した物の、残念ながらいまいち明るさ不足でした。
BMW E36でのイカリングは、各所でLEDやアクリルチューブにしのぎを削り、明るさを求めたDIYの記事を見かけたり、ヤフオクで部品レベルで販売されてたり、メジャーな部品メーカからも次々と新製品が販売されてきています。
しかし、市販品は結構な値段ですから、小市民な僕は購入をためらってました(ToT)

 そんなある日、香港のKBKという会社から「貴方のホムペを見ました!」って言うメールが突然が届きました。この会社はNeonfiberという同じようなチューブを作ってるところです。
メールの趣旨は、旧型の暗い製品なんか使わないで、最新型(国内未発売!)の明るいヤツを使ってみませんかぁ?5倍くらい明るくなりまっせ!とのこと(かなり省略してますが・・(^_^;)
原材料はイスラエル製で日々、明るさと長寿命化を探求して商品開発にいそしんでいるそうな・・

と、前置きが長くなりましたが、いよいよ、レポート本編のはじまりはじまり!

■はるばる香港から荷物が届きました。■
シガーライタの電源を内蔵したコントローラと1mのネオンファイバーが1パック。これが2つ届きました。色はターコイズ(緑っぽい水色)です。本とは白が良かったのですが、白よりターコイズのほうが明るいそうです。
写真見難くってすまそ

ファイバーは「かまぼこ」型断面で、かまぼこ板の側は反射板のようです。かまぼこ側しか光りません。

コントローラは、音声認識ができるので、ドンスコドンスコと音楽にあわせて光らせることもできます(大黒仕様ってことですね(^_^;)
勿論、この機能はキャンセルできます。

ファイバーを貼り付けるための細い両面テープが付属してました。


■さっそくひからせてみませう■

なんか、期待が持てそうです
かまぼこがわしか光りませんから、ごろんと転がしておいただけれは、裏返ってしまい光が見えません。そこで、ギターの弦にからませて、表を向くようにしてパチリ!


新旧比較(新型施工中のもの)
さすが、明るさ5倍(当社比?)です(^_^;)


■さぁって、作ってみましょうかねぇ■
VersionIは丸断面のチューブでしたからビニールチューブに突っ込んで、チューブの弾性で丸くしてましたが、今度のはかまぼこ型で表側しか光らないので、前の方法が使えません。

しかたなく、薄いアクリル板を丸くくりぬいてベースを作ることに。

直径12cmで丸くくりぬき、更にその内側5mmくらいをまた丸くくりぬきます。端っこのほうをカットするとまん丸の馬蹄形になります。
これに、商品付属の細い両面テープを貼り付けます。

この両面テープでかまぼこ断面の板側を貼り付けます。

今回は手持ちの透明アクリル板(厚0.5mm)を使いましたが、ステンレスシートとかでも良かったかもしれません。
2つの馬蹄形にファイバーを貼り付け、光らせたくないところはビニールテープや熱収縮チューブでカバーします。

馬蹄形の端部は両面テープだけだと剥がれてきちゃうので、タイラップで固定してみました。

以前のチューブよりちょいと硬く、また、断面の向きを正しく正対させなければならないので加工はちょいと厄介です。
これをライトハウジングにくっつけたところです。

ファイバーが旧型より硬いのと、端部にタイラップを付けてあるので、なかなかうまく収まりません。
取り付けは例によって瞬間接着剤。んが、ちっともくっ付かずにイライラ(ーー;)

いっそのこと、ライトレンズの表側に貼り付けちゃおうかとも思いましたが、レンズをはずすのは面倒なので、思いとどまりました。
電源は、ポジションランプの配線に割り込んで取ったものをシガーソケットで接続しました。
電源コントローラをばらして半田付けしようかとも思いましたが、チョトめんどくさかったのでおおちゃくしちゃいました(^_^;)

一応、万が一に備えて、電源配線にはコネクターをつけておき、いつでもはずせるようにしてあります。
おまたせしました。

転倒・・・もとい、点灯写真です。

真っ暗な部屋の中でポジション球は点けずにネオンファイバーだけを光らせてみました。

なんとも妖しげに光ります。

光のイメージとしては、ネオン管に近いかも・・・・・
一夜明けて翌日。
車に取り付けたものの、真昼間ではさすがにほとんど視認できません。

どこか暗いところへ行こう!

と、出かけた先は近所の家具屋の地下駐車場。
ところが、そこは半地下で上側1/3位から明るい日差しが入り込んできてます。

ん〜〜ん、これでは周りが明るすぎるかなぁ・・
っと思いつつも、車を降りて前方に回りこむと・・・
結構な明るさでリングが発光してるではありませんか(^_^)v

ちなみにポジション球は白色LEDです。

ついでに、ここで壁を使って光軸調整しちゃいました(^_^;)

アップ!
今回はライトメンテはしなかったものの、ライトハウジングを水洗いしてるので、ピカピカでかなり写りこんでますね。

あれ?ボンネットエンブレムが・・・・

アップ その2
ロービームをつけちゃうと、ロービーム側は見る影もありませんが、ハイビーム側はちゃんと自己主張してます。


■ということで・・・・(^_^)v
 ということで、ひょんなことからトライした、なんちゃってイカリングVersionII作戦。概ね成功だね(^^♪
ネオンファイバー単体で見た時には、「ん〜〜ん、前よりちょいと明るい程度かなぁ」なんて思ってましたが、並べてみるとその差は歴然。
地下駐では、思わず一人ほくそえんでしまいました。本物のイカリングと比べると、ちょいと変わった色でやんちゃなイメージですが(冷静に考えると、チョトこっぱずかしいっス)、ちゃんと視認してもらえるリングになりました。

自前で加工する勇気?が有れば、今度のは皆さんにもお勧めできます。
僕が使った反射板付きタイプはまだ国内未発売ですが、ファイバそのものはKBKのホムペに掲載されているかまぼこ断面の商品と同じようです。DIY系のお店でも売っているそうな・・・

KBK香港のCozyさん(って、名前なんか書いちゃまずかったかな?)、お世話になりました。おかげさまで楽しいDIYモディができました(^_^)v
ちょいとファイバーが硬くて加工しにくかったですけど、明るさアップのためのかまぼこ断面と裏がわ反射板のためでしょうから、やむをえないですかね。
いっそのこと、イカリングキットなんて、販売しませんかぁ?大ヒット商品間違いなし?(^_^;)


 
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